結婚式のゲストに車椅子の方がいる場合、どんなことに配慮すれば良い?


これから結婚を考えているカップルのなかには、“車椅子ユーザー”のゲストを招待したいと考えている方もいるのではないでしょうか? 車椅子ユーザーのゲストを招待する場合、一般的な結婚式の準備に加え、いくつか配慮したいことがあります。

そこで今回は、結婚式に車椅子の方を招待する予定のカップルがチェックしたいポイントをまとめました。家族や親族、友人などに車椅子ユーザーがいるカップルは、ぜひ参考にしてみてください。

 

車椅子のゲストを招待! 配慮したいポイントまとめ


結婚式に参加する予定の車椅子ユーザーのなかには、式場の設備に不安を感じていたり、周りに迷惑をかけてしまわないか心配していたりする人もいます。車椅子のゲストにも心から結婚式を楽しんでもらうためには、こうした不安が払拭できるような配慮が必要です。さっそくどんなことに配慮をすれば良いのか見ていきましょう。

 

【車椅子のゲストへの配慮1】アクセスしやすい会場か

車椅子のゲストを招待する場合、とくに“会場選び”は慎重におこないたいもの。車椅子のゲストを招待する・しないに係わらず、アクセスしやすい会場かどうかを大切にするカップルはいますが、車椅子ユーザーの方を招待する場合は、アクセスのしやすさはもちろん、バリアフリー経路の確認をしておくと安心です。

駅からアクセスしやすい結婚式場は多いですが、車椅子の人にとって移動しづらい場合もあります。会場までスムーズに移動ができるのか、実際に公共交通機関を利用して、結婚式場まで行ってみると良いでしょう。

 

【車椅子のゲストへの配慮2】会場内をスムーズに移動できるか

車椅子に乗っていると、健常者が気にならない段差が障害になってしまうことがあります。そのため、式場選定の段階で、エレベーターやスロープはあるのか、無理な段差はないか、通路の幅は車椅子でも問題なく通れるかどうかなど、車椅子の方がスムーズに移動できる会場かチェックしましょう。

また、大きなホテルなどでは、挙式と披露宴の会場が別フロアになっていることも少なくありません。車椅子のゲストの移動に負担がかからないように、当日の導線なども意識して確認すると良いですね。

 

【車椅子のゲストへの配慮3】多目的トイレが完備されているか

式場内に「多目的トイレ」が完備されているかもチェックしたいポイントのひとつ。披露宴や会食を予定しているカップルの場合、車椅子のまま入れる多目的トイレの有無は重要な問題です。

車椅子の方の場合、一度トイレに行くと、すぐに戻ってこられるわけではありません。どこのフロアにあるのか、披露宴や会食会場との位置関係はどうか、いくつの多目的トイレがあるのかなど、事前に確認しておきましょう。

ちなみに、多目的トイレは、車椅子の方に限らず、年配や子供連れのゲストを招待するときにもあると喜ばれる設備ですよ。

 

【車椅子のゲストへの配慮4】式場のスタッフに連絡

車椅子のゲストを招待しようと思っている方は、前もってプランナーさんに車椅子のゲストを招待する旨を伝えるようにしましょう。式場のスタッフに車椅子のゲストがいることを共有してもらうことで、結婚式当日も配慮してもらえるでしょう。

一方で、式場のスタッフが車椅子のゲストに慣れていないことも考えられます。しっかりと会場設備の確認をしたり、説明をしておいたりすることも忘れずにしておきたいですね。

 

【車椅子のゲストへの配慮5】席次に工夫を

車椅子のゲストを招待する場合、席次に工夫をするカップルも少なくありません。例えば、出入り口に近い席を用意することで、車椅子の方がトイレに行く際もスムーズに移動しやすくなります。

また、車椅子の方を披露宴に招待する場合、体をひねってふたりを見るような席は、避けた方がいいでしょう。自由に移動がしづらい分、ふたりの姿が良く見えるような席を用意してあげると喜ばれるはずです。

 

【車椅子のゲストへの配慮6】車椅子のゲストや介助人に報告

車椅子で参加するゲストのなかには、どんな会場なのか不安を感じている方も多いはず。そこで、車椅子のゲストを招待する段階で、どんな設備がある会場なのか伝えてあげると良いでしょう。

そうすることで、車椅子のゲストの不安を和らげることができます。介助人がいる場合は、その人にも会場内の設備などを共有するようにしておきましょう。

 

車椅子のゲストにも配慮した結婚式を!


今回は、車椅子のゲストを招待する際に配慮したいポイントをご紹介しました。

新郎新婦が車椅子ユーザーではない場合、どんな配慮が必要なのか、分からない場合も多いでしょう。そうした場合、今回ご紹介した内容を参考にするのはもちろん、車椅子のゲストをよく知る人にどんな配慮が必要か聞いてみるのもおすすめです。

車椅子のゲストはもちろん、その他のゲストにもどんな配慮が必要なのか考えながら、結婚式の準備を進めていってはいかがでしょうか。

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