結婚式の演出「植樹の儀」!人気上昇中の「植樹の儀」を紹介


最近、結婚式でじわじわと人気が出ている「植樹の儀」というセレモニーをご存じでしょうか? 挙式や披露宴で、植木鉢を用意して苗や木に水を注ぐ演出です。

新郎新婦だけではなくゲストにも参加してもらえるため、一体感が生まれる点がメリット。挙式だけではなく、披露宴や二次会に取り入れられる汎用性も人気のポイントです。

この記事では、定番演出になりそうな「植樹の儀」について、詳しくご紹介します。結婚式に比較的取り入れやすいので、「目新しい演出をしたいけど、準備が簡単なものがいい」という方、必見です。

 

結婚式の新しい演出「植樹の儀」とは?


「植樹の儀」は、「ユニティプランティングセレモニー」とも言われています。苗木の入った植木鉢に、新郎新婦がふたりで水を注ぐというセレモニーです。日本ではまだまだ馴染みがありませんが、世界中の結婚式でおこなわれている定番演出なんですよ。

木は子孫繁栄や家族の幸せを願う象徴。その木を新郎新婦のふたりが植えることで、幸せな家族を新しく作り上げていくという意味が込められています。くわえて、結婚式に参加してくれたゲストの平和を願うといった意味も。結婚式にぴったりな、とてもハッピーな演出ですね!

それでは、植樹の儀を結婚式にどうやって取り入れたらいいのか、具体的に見ていきましょう。

 

結婚式の「植樹の儀」で準備するものは?

結婚式での植樹の儀に必要なものをご紹介します。すべてホームセンターや雑貨屋などで簡単に手に入れられるものばかりです。式場によってはプランナーさんが用意してくれる場合もありますが、自分たちで用意した方が安く済むケースも見られます。

  • 植木鉢
  • 土を入れる容器(バケツなど)
  • 苗木
  • スコップ×2
  • ジョウロや水差し

植樹の儀では、上記のものを用意します。土は、新郎新婦の思い出の地や出身地など、ゆかりのある場所の土を入れることが多いです。ただし、それだけだと苗木が育たない場合があるので、苗木の種類に合わせた肥料用の土も用意しましょう。

せっかくなので、バケツやスコップはおしゃれなものを用意したいですね。ネットでも簡単に買えるので、チェックしてみてください。また、自分たち好みにデコレーションするのもおすすめ! 記念の植樹ですから、道具も細部にもこだわりましょう。

ゲストにも分かるように、植樹の儀の説明を記したボードを結婚式会場に置いておくと親切です。置き場所は、受付などウェルカムスペースがベスト。挙式が始まる前に、ゲストにも楽しく参加してもらいましょう。

 

結婚式でおこなう「植樹の儀」で用意する木の種類は?

植樹の儀で使用する木は、縁起のいいものや幸せな意味を持つものなどを選ぶと良いでしょう。植樹の儀で好まれる木の種類をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

【オリーブ】
一番人気は「オリーブ」! 平和の象徴でもあり、夫婦の木とも呼ばれています。オリーブは一本では実が付きにくく、品種の違うものを近くに植えることで実を結ぶため、そのように言われているのだとか。葉の形もかわいくおしゃれなオリーブの木は、植樹の儀にぴったりです。

【ガジュマル】
生命力が強い「ガジュマル」も人気です。沖縄に生息しているガジュマルには、キジムナーと呼ばれる精霊が宿っていて、新郎新婦を守ってくれると言われています。

【ローズマリー】
ヨーロッパでは花嫁の冠にも使用されていたと言われる「ローズマリー」も、植樹の儀の定番です。とても丈夫で一年中葉が生い茂っていることから「永遠の象徴」とも呼ばれています。ヨーロッパでは、ローズマリーは植樹の儀のスタンダードです。

【レモン】
「誠実な愛」という花言葉を持つ「レモン」もおすすめ。きちんと育てればレモンを収穫できることから、シンボルツリーとしても人気です。

【ウンベラータ】
ハートマークの葉が特徴的な「ウンベラータ」の花言葉は、「永遠の愛」や「夫婦愛」。風水的にも申し分のないウンベラータは、植樹の儀にふさわしい木です。おしゃれなインテリアとしてもおすすめ。

【メープル】
サトウカエデという名前で売られていることの多い「メープル」は、「大切な思い出」という意味があります。これまでもそしてこれからも、ふたりの思い出を刻んでいたい、そんなカップルにぴったりです。

 

挙式でも披露宴でも!「植樹の儀」の進め方

植樹の儀の進め方はとても簡単。まずは、あらかじめゲストに植木鉢へ土を入れてもらいます。このとき、植木鉢には苗木をセットしておき、土は少なめに入れておくようにし、ゲストに土を足してもらう形にします。待機時間などを利用し、挙式前には終わらせるようにすると良いでしょう。

植樹の儀は、結婚式、披露宴どちらでもOK! お好きなタイミングで取り入れてください。本番では、土が入った植木鉢へ新郎新婦ふたりで水を注ぎます。ふたりの出身地のお水を用意しても素敵ですね。

 

結婚式の新定番「植樹の儀」で、新郎新婦もゲストもほっこり


今、注目されつつある結婚式の演出「植樹の儀」についてご紹介しました。植樹の儀で使用した苗木は、そのままシンボルツリーとして庭に植えたり、インテリアとして飾ったりしてもOK!

ゲストが参加できる新しい演出として、今後さらに人気が高まりそうな植樹の儀。これから結婚式を挙げる予定の方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

平日の結婚式ならブーケ・ブートニア(生花)をプレゼント
オンライン相談