結婚式の定番演出「シャワー」！シャワーの種類を紹介

2021年02月07日

アフターセレモニーの定番演出である「シャワー」。挙式後、新郎新婦が退場する際におこなわれる演出のひとつです。シャワーは、ゲストからの祝福を受けられる幸せな演出なので、ぜひ取り入れたいですよね。

「ライスシャワー」や「フラワーシャワー」が一般的ですが、それ以外にもさまざまなシャワーがあるのをご存じでしょうか？　この記事では、結婚式の演出である「シャワー」の種類を詳しくご紹介します。「結婚式の演出にシャワーを取り入れたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。

結婚式の演出に取り入れたい「シャワー」の種類を解説

結婚式の退場を華やかに彩るシャワーには、「新郎新婦が食べ物に困らないように」「子宝に恵まれるように」「災いや悪霊か新郎新婦を守る」など、さまざまな言い伝えがあります。ハッピーオーラに包まれる、ゲスト参加型のシャワーは盛り上がること間違いなし！

定番シャワーの他、アイデアいっぱいの発展形シャワーまで種類もいろいろ。ぜひ自分たちにぴったり合ったシャワーの演出を見つけてくださいね。

※会場によってシャワー演出の扱いが異なります。シャワー演出を結婚式に取り入れたい場合は、会場選びの段階でシャワー演出の可否を確認するようにしましょう。

結婚式のシャワーといえば、「ライスシャワー」を思い浮かべる方が多いかもしれませんね。ライスシャワーはシャワー演出の始まり。その歴史は古く、なんと古代ローマ時代まで遡ります。

1本の稲から1000粒以上収穫できるお米は、豊かさの象徴です。新郎新婦が食べ物に困らないよう、また子宝に恵まれるよう、結婚式でお米をまくようになったのだとか。

ただ近年では、「食べ物を粗末にするのはもったいない」ということから、ライスシャワーの演出は減少傾向にあります。またお米の掃除が大変なうえ、放置すると野鳥や野良猫などのエサになってしまうため、ライスシャワーをNGとしている会場も多くあります。

もしライスシャワーを取り入れたいのであれば、小さなオーガンジーなどの袋にお米を入れて、少量だけまくというスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。これならお米が散らばることもありませんし、ライスシャワーの後は食べることもできますね。

花の香りでその場を清め、災いや悪霊から新郎新婦を守ると言われている「フラワーシャワー」は、ライスシャワーと並ぶ定番演出です。

美しい花びらが舞う様子は華やかで、結婚式にぴったり！　フラワーシャワーの場合、生花だとウェディングドレスが汚れてしまうことがあるため、ドライフラワーやアーティフィシャルフラワー（造花）もおすすめです。

ロマンチックなフラワーシャワーは昔も今も花嫁の憧れ。素材を工夫してぜひ取り入れてみてくださいね。

後片付けの必要がない「バブルシャワー」は、気軽に取り入れられるうえ、見た目も華やかと人気急上昇中の演出です。特に晴れの日には、シャボン玉が太陽に照らされて七色に輝きとってもロマンチック。大小さまざまなシャボン玉が空に舞う様子は、写真映えすることでしょう。

ゲストに小さなお子様がいる場合は、ぜひシャボン玉を飛ばすのを手伝ってもらいましょう。きっと喜んで参加してくれますよ。掃除もいらないうえにコストもかからない、子どもから大人まで楽しめるコスパ抜群の演出方法です。

ふわふわとした真っ白なフェザー（羽）が空に舞う、フォトジェニックで美しい「フェザーシャワー」の演出も人気です。フェザーシャワーの他、エンジェルシャワー、ウィングシャワーとも呼ばれています。

羽は天使の象徴。フラワーシャワーと同じように、悪魔や災いを追い払い、新郎新婦を幸せへと導いてくれると言われています。また、羽には大空を自由に飛ぶ鳥のイメージもあるため、新郎新婦の新しい門出にもぴったりです。

一見高級そうなフェザーですが、100円ショップでも手に入るため実はとても経済的。フェザーだけではなく、花びらといっしょに撒いても素敵ですよ。幻想的でロマンチックな演出をしたい方は、ぜひ取り入れてみてください。

カラフルで小さなリボンを使った「リボンシャワー」の演出も、おしゃれなカップルの間で大人気！　さまざまな素材や色のリボンがあるため、個性を出しやすいのが特徴です。蝶みたいにくるくると空を舞う様子もかわいらしく、ほっこりしてしまいますね。

ちょうちょ結びをしたリボンは、縁起のいいラッキーアイテム。「縁を結ぶ」という意味があるため、結婚式にはうってつけです。

色とりどりのバルーンは、結婚式をより一層盛り上げてくれる万能アイテム。「バルーンシャワー」は写真映えもするので、ゲストにも喜ばれるでしょう。隠しアイテム的にハートのバルーンを少しまぜても楽しそうですね。

挙式後退場のタイミングでもいいですが、披露宴で最後におこなう挨拶のあとに、サプライズ的にバルーンを降らせる演出もおすすめです。

結婚式でおこなうシャワーの演出をいくつかご紹介しました。意外に思われるかもしれませんが、シャワーのセレモニーはキリスト教に関係ないため教会式以外の挙式でもOK！

例えば、和装でおこなう神前式の後に折り鶴で作ったシャワーをするという演出も可能です。さまざまなアイデアを盛り込めるシャワーの演出は、比較的自由度が高いのでおすすめです。

一体感も生まれ祝福に包まれる、シャワーの演出をぜひ結婚式に取り入れて、ゲストとともにハッピーになれるひとときを演出してくださいね。