誓いのキスはどこに、どうやってすればいい?誓いのキスを徹底解説!
結婚式でもっとも緊張するシーン、それが誓いのキスではないでしょうか。両親や会社の上司、同僚や友人の前で誓いのキスをするのは、少し恥ずかしいですよね。日本人は、普段人前で堂々とキスをすることがないので、「綺麗にできるかな」「失敗したらどうしよう」と不安になっている方も多いかもしれません。
しかし、誓いのキスは結婚式における大切な儀式のひとつ。結婚式に足を運んでくれたゲストから「素敵だったね」と思ってもらえるような誓いのキスをしたいですね。
そこでこの記事では、誓いのキスをスマートにおこなう方法を詳しくご紹介します。どこにどうやってするかなど具体的に解説しますので結婚式を控えている新郎新婦さんは、ぜひ参考にしてください。
目次
結婚式での誓いのキス!どんな意味があるの?
厳かで神聖な儀式である誓いのキスには、「永遠の愛を誓った言葉を閉じ込める」という意味があります。このような意味合いがあるため、誓いのキスは唇と唇が定番です。誓いの言葉をキスで閉じ込めるなんてロマンチックですね!
しかし「唇へのキスは恥ずかしい」という方は、頬やおでこなどに誓いのキスをするとパターンもあります。また、キスをする箇所によっても意味が違ってくるのをご存じでしたか?
唇や頬、おでこ、手の甲に誓いのキスをする場合における、それぞれの意味合い、またどうやってすればよいのかを見ていきましょう。
【結婚式での誓いのキスはどこに?】定番は唇!
結婚式での誓いのキスと言えば、やはり唇がもっとも多いようです。なんと8割以上のカップルが唇への誓いのキスを選んでいます! 唇へのキスは、愛情の証。「心から愛している」という意味が込められているため、結婚式にぴったりなんです。
では、どのように誓いのキスをすればいいのでしょうか? せっかくならば絵になるような美しい誓いのキスをしたいですよね。
まず新郎は新婦に一歩近づき、肩か腕に手を添えます。新郎と新婦の距離が離れていると、口だけ突き出した感じになってしまうので要注意。新婦がボリュームのあるドレスを着てる場合は、裾に足を入れて近づくようにしてくださいね。
新婦は、おへその前あたりに両手を重ねてスタンバイ。ゆっくりと目を閉じて新郎からの誓いのキスを待ちましょう。緊張からぎゅっと目を閉じてしまいがちになりますが、そっと閉じると綺麗です。
また照れくさいからと急いでキスするのはNG! 新郎はゆっくりと新婦のヴェールを上げて、少しの間ふたりで見つめ合ってから誓いのキスをするといいでしょう。
誓いのキスの時間は、3秒から5秒くらいがベストです。短すぎると、誓いのキスの瞬間を写真に収めにくいですし、逆に長すぎるとゲストが目のやり場に困ってしまうかも。心の中でカウントしながら「短すぎず長すぎず」を意識しましょう。新郎、新婦と事前に打ち合わせをしておくと安心ですね。
誓いのキスが終わった後は、少し見つめ合ってロマンチックな余韻に浸りましょう。
【結婚式での誓いのキスはどこに?】唇以外の場合
「ゲストの前で唇に誓いのキスするのは恥ずかしい!」という場合は、頬やおでこ、または手の甲にキスするといいでしょう。少数派ではありますが、2割程度のカップルは唇以外で誓いのキスをするので、無理することはありません。
唇へのキスに「愛情の証」という意味が込められているように、おでこや頬にもそれぞれ意味があります。
おでこにするキスには、「祝福」や「かわいい」という意味があるそう。見ているゲストも微笑ましい気持ちになりますね。新郎は新婦の肩に手を置いて、やさしくおでこにキスしましょう。新郎と新婦の身長差があまりない場合は、少し新婦が屈むと綺麗に見えますよ。
また頬へのキスには、「感謝」「信頼」という意味があります。海外では挨拶する際、頬にキスする文化もあるため、人前で誓いのキスをするのに抵抗があるカップルでも比較的取り入れやすいのではないでしょうか。
プリンセスが登場する絵本や映画でおなじみの手の甲へするキスは、女性への「敬愛」「尊敬」という意味が込められているそう。王子様とお姫様のように、新郎が片膝を立てて新婦の手の甲へキスしてはいかがでしょうか?子どものころに憧れていたプリンセスの夢を叶えるチャンスです。
誓いのキスは神聖な儀式!練習して挑みましょう
結婚式での誓いのキスについて、詳しくご紹介しました。家族や友人など、大勢が見守るなかでおこなう誓いのキスは照れくさいもの。しかし、誓いのキスは結婚式のハイライトともいえる儀式なので堂々と挑みましょう。
ぶっつけ本番ですと過度に緊張してしまったり、失敗してしまったりということが考えられるので、事前に練習しておくと安心ですね。少し練習すればきっと大丈夫。肩に力が入りすぎないよう心がけましょう。
まるで映画のワンシーンのような、ロマンチックな誓いのキスを演出してくださいね。