ウェディングドレスを綺麗なまま保管したい！お手入れ方法をチェック

2020年12月07日

ウェディングドレスを購入した場合、困るのが保管方法ではないでしょうか。普段着る服とは違い、さまざまな飾りやパーツが施されているウェディングドレスは、とってもデリケート。保管方法を間違えると、カビが生えてしまったり虫食いにあったりと、大事なウェディングドレスが台無しになってしまいます。

特に今年は、ウェディングドレスを購入したものの、新型コロナウイルスの感染拡大によって結婚式が延期になって、長期で保管しなければならない…という方が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、購入したウェディングドレスを綺麗なまま保管するためのお手入れ方法をご紹介します。保管方法やお手入れ方法にお悩みの方はぜひ参考にしてください。大切なウェディングドレスを正しくお手入れして、綺麗な状態をキープしましょう。

ウェディングドレスのお手入れ方法や保管方法は？

購入したウェディングドレスを保管したいという場合、下記のようなパターンが考えられます。

短期保管なのか長期保管なのかによっても、ウェディングドレスの保管方法やお手入れ方法は違うため、目的に合わせて選ぶことが大切です。それでは、具体的にウェディングドレスのお手入れ方法や保管方法を見ていきましょう。

衣料品のお手入れのプロと言えば、クリーニング店！　まずはクリーニング店に相談してみましょう。

ただし、ウェディングドレスはどのクリーニング店でも取り扱いができるわけではないので、事前に問い合わせることをおすすめします。なかにはウェディングドレスを得意としているクリーニング店もあるので、そのようなお店を選ぶと間違いありません。

クリーニング店に出す前に、ウェディングドレスで使われている生地や装飾品の素材を販売店に確認しておくとスムーズです。クリーニング店によっては、防菌や防カビ、防虫加工を施してくれるお店も。また、真空パックで保管する方法を提案してくれることもあります。

酸素を抜いて窒素を注入する真空パックは、生地の酸化や黄ばみを防ぐことが可能です。お値段は少しかかるかもしれませんが、大切なウェディングドレスなので技術面や仕上がりを重視するようにしましょう。

長期保管を考えている方は、クリーニング店に出すのが一番おすすめです。

比較的短いスパンでウェディングドレスを着る場合は、ハンガーに吊るして保管することもできます。その場合は、クローゼットにあるバーの高さも要チェック！　ウェディングドレスの丈よりも長いかどうかを忘れずに確認してください。

また、クローゼットがぎゅうぎゅうだと、大切なウェディングドレスにシワがついてしまいますので、ゆとりをもって保管しましょう。型崩れしないよう幅の広いハンガーを選ぶことも大切。ウェディングドレスにループがついている場合はそれをハンガーにかけるようにすると、肩ひもが傷みません。

ハンガーに吊す際は、ウェディングドレスにほこりがついたり汚れてしまったりすることを防ぐため、カバーをするようにしましょう。ビニールカバーは通気性が悪いので、ウェディングドレスの保管には向きません。通気性のいい不織布のカバーがおすすめです。

加えて、クローゼットのバーに引っ掛けるタイプの防虫剤を使用すると安心です。ニオイが付きにくいものや無臭のものが市販されているので、そのようなものを選ぶといいでしょう。

ウェディングドレスに専用の箱が付いている場合は、その箱に入れて収納しましょう。特にボリュームのあるウェディングドレスは、クローゼットに吊るすよりも収納場所を取りません。

直接箱にしまうと、シワができてしまったり生地が傷んでしまったりする可能性があるので、ドレスカバーがある場合はそれを使用し、ない場合は布でくるむといいでしょう。折り目に紙を挟むとシワができにくいですよ。

専用の箱がない場合は、桐の箱でもOK！　通気性がいいので、生地が傷みにくいです。箱に防虫剤や防腐剤、除湿剤などを入れておくと、なお安心ですね。

ウェディングドレスを長期にわたって保管する場合、気をつけていてもシワができてしまうことがあります。そのようなときには、あて布をしてスチームアイロンをかけるとパリッと仕上がりますよ。

少し浮かせるようにしてスチームだけをあてるのがポイント。ウェディングドレスの生地に直接アイロンをあてないよう慎重におこないましょう。

万が一、ウェディングドレスに汚れやシミがついてしまったら、まずは慌てず、落ち着いて対応することが大切です。吸水性のあるやわらかいタオルをかたく絞り、汚れた部分にやさしく押し当てていきましょう。ゴシゴシこすったり、水でじゃぶじゃぶ洗うのは、生地を痛めてしまうため避けてください。

それでも汚れが取れない場合は、ウェディングドレスを扱っているクリーニング業者にお願いしましょう。特にアルコール類やコーヒー、油ジミは落ちにくいので、注意が必要です。

ウェディングドレスのお手入れ方法や保管方法をお伝えしました。ちなみに、ウェディングドレスを収納できる「ドレスバッグ」というアイテムがあるので、海外挙式の場合は、利用することをおすすめします。インターネットで気軽に購入できるので、ぜひ検索してみてください。

カビや汚れ、変色、虫食いなどが少しでもあると、せっかくのウェディングドレスが台無しに！　保管方法やお手入れには細心の注意を払うことが必要です。ぜひこの記事を参考に、状況に合わせて保管方法やお手入れ方法を取り入れてくださいね。