結婚式のゲストに贈りたい！センスが光るおしゃれな引き出物5選

2020年10月03日

結婚式に出席してくれた、お世話になったゲストにお礼の意味を込めて贈る引き出物。新郎新婦のセンスが問われるものなので、慎重に選びたいですよね。せっかくならば、ありきたりじゃないおしゃれな引き出物を贈りたいところです。

とはいえ、独りよがりなセレクトはNG。こちらが「良いな」と思っても、贈った相手にとっては、いらないものであることは珍しくありません。「センスがある！」とゲストが感心するような引き出物は、どんなものなのでしょうか？

この記事では、ゲストに喜んでもらえるようなおしゃれな引き出物をいくつかご紹介します。これから結婚式を迎える方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも引き出物とは？役割や渡すタイミングをご紹介

結婚披露宴に足を運んでくれたゲストに感謝の気持ちを贈る引き出物は、内容によってゲストの満足度が大きく左右されるものです。そのため、料理と同じようにこだわりたいですよね。

一般的に、メインギフト、引菓子、しきたり品（縁起物）の3点を贈ることが多いようです。地域によっては、5点、7点と贈る場合もあります。ご祝儀と同じように、2で割れる数字は「分かれる＝別れる」という意味から縁起が悪いため、奇数にすると言われています。

引き出物は、披露宴会場に用意している椅子の上、もしくは脇にあらかじめ置いておき、持ち帰っていただく場合が多いです。またゲストを見送る際に、新郎新婦から直接渡すこともあります。また、遠方から来ているゲストのために、後日配送するというケースも増えているようです。

まず気になる引き出物の相場ですが、披露宴でお出しした料理の3分の1程度が一般的と言われています。ただ最近では、ご祝儀でいただく金額をあらかじめ予想しておき、それに合わせてゲストごとに引き出物を選ぶという人も増えています。親族、会社関係、友人とそれぞれ予算を決めて、引き出物を選ぶといいでしょう。

それでは、どんな引き出物を選べば良いのか、具体的にみていきましょう。今回は、メインギフトを中心にご紹介します。

引き出物を贈る相手の好みがわからない…そんな場合は、「使えばなくなるもの」を選ぶことをおすすめします。使うたびにうれしくなるような、少しリッチ感のあるものを選ぶようにしましょう。

例えば、ブランドや老舗のスキンケアグッズや、ヘアケアグッズなどはいかがでしょうか？　これらのグッズには、ハンドクリームからヘアブラシまで、実に多彩なバリエーションがあります。毎日使えるうえ、気分も高まるのでおすすめ。

女性はもちろん、男性にも喜んでもらえるユニセックスなものがおすすめです。性別や世代に応じて、違うものをチョイスしてみてもいいですね。3,000円から5,000円くらいで探してみてはいかがでしょうか。

引き出物の定番である食器も、根強い人気です。和食器から洋食器までバリエーションも豊富なため、すてきなものがきっと見つかるでしょう。クラシカルで伝統的なデザインのものよりも、シンプルなデザインのものが好まれる傾向があります。

例えば、昔ながらの製法でありながら今の時代にもマッチしている「波佐見焼」は、日常使いができる器で引き出物にぴったりです。また北欧ブランドの「アラビア」や「イッタラ」の食器、グラスもおすすめ。4,000円から6,000円程度あれば、見栄えのある引き出物になるでしょう。

引き出物にぴったりの食器ブランドはほかにもたくさんあり、式場で扱っているもののなかにも素敵なものがあります。式場側と相談したり、百貨店などの食器売り場で実物をリサーチしてみるなど、納得のいく逸品を選びたいですね。

いくつあってもじゃまにならないタオルも、引き出物として人気の品です。主張しているデザインよりも、さりげないデザインの方が、インテリアにも馴染みやすく喜ばれることでしょう。

肌ざわりの良さや素材にもこだわりたいですね。吸水性が高くやわらかなものや、オーガニックコットンなど、こだわりポイントはたくさんあります。名前を刺繍で入れるサービスをおこなっているショップもあるので、ゲストの名前を入れるのも素敵ですね。

木箱に入った贈答用のものも、引き出物におすすめです。相場としては、2,000円程度からから見ておくといいでしょう。フェイスタオルやバスタオルなど、予算に応じて選んでくださいね。

ゲストが好きなものを選べるギフトカタログは、もっとも喜ばれる引き出物のひとつ。予算に合わせて用意できるのもうれしいポイントです。ギフトカタログにもいろいろあるので、ゲストから「センスがいい！」と思われるような一冊を選びたいですね。

例えば「DEAN&DELUCA（ディーンアンドデルーカ）」のギフトカタログは、食のセレクトショップらしいラインアップが魅力。また、「ライフスタイルショップACTUS（アクタス）」のギフトカタログには、洗練されたアイテムがずらりと掲載されていて、見ているだけでも楽しい一冊です。

ほかにもさまざまなギフトカタログがありますので、ゲストの顔ぶれも考えて選びたいですね。式場側で手配できるものもありますが、こだわりのカタログがあれば自分で手配しても。3,000円から20,000円程度と幅広くありまますので、ゲストに合わせてカタログの価格帯を変更することも可能です。

さまざまな年代のゲストに喜んでもらえる、おしゃれな引き出物をご紹介しました。引き出物を選ぶポイントは、「自分ではなかなか買えないもの」「日常的につかえるもの」です。

使うことでちょっとリッチな気分になれる、幸せな気持ちになれる、そんなアイテムを選ぶといいでしょう。結婚式に足を運んでくれたゲストに喜んでもらえるよう、すてきな引き出物を贈りたいですね。