おもてなし婚ってなに?ゲストに喜んでもらえるおもてなしを紹介!
結婚式といえば新郎新婦のお披露目をする儀式ですが、最近では今までお世話になったゲストに感謝の気持ちを伝える場にしたいと考える方が増えてきています。ゲストに「いい結婚式だったね」と喜んでもらえるよう、最高のおもてなしをしたいですね。新郎新婦にとっても新しい門出にふさわしい式になることでしょう。
この記事では、じわじわと人気がでてきている「おもてなし婚」についてご紹介します。大切なゲストと過ごす結婚式を、ホスピタリティにあふれたスペシャルな一日にしましょう!
目次
人気急上昇中!おもてなし婚とは?
「おもてなし」という言葉は、東京オリンピック誘致のプレゼンテーションでも話題になりました。心のこもった待遇であるおもてなしは、日本人が誇れる文化のひとつ。そのおもてなしの心で、ゲストに楽しんでもらうことを第一に考えられた結婚式のスタイル「おもてなし婚」は、今注目を集めています。
しかし結婚式に参加してくれるゲストは、年齢も立場もさまざまです。全員に満足してもらうのは難しいようにも思いますよね。ふたりのために足を運んでくれたゲストに満足してもらうためには、どのようなおもてなしをすればいいのでしょうか。具体的にみていきましょう。
【結婚式で喜ばれるおもてなし1】料理の質を上げる
料理のクオリティは、ゲストの満足度を大きく左右する大事な要素のひとつです。いくら感動的な結婚式でも、料理の質が悪いとその感動も半減してしまいます。
料理のグレードをランクアップすることで、ゲストの満足度は飛躍的にアップします。無理をしてまで最高ランクの料理にする必要はありませんが、それなりのグレードは保つようにしましょう。
また、お肉が苦手なゲストには魚料理を出したり、年配の方には食べやすい料理にしたりと、ひとりひとりの好みや体質に合わせると喜ばれるでしょう。事前にゲストのアレルギーを把握しておき、食べられる料理を代わりに用意するなどの配慮も必要です。
【結婚式で喜ばれるおもてなし2】式場選びから気を配る
どんなゲストにも安心してくつろいでもらえるよう、式場選びから気を配りましょう。どのゲストも訪れやすいよう、交通アクセスの良い会場を選ぶことは基本です。ゲスト用の荷物預かりサービスや更衣室、着付けサービスなども気に掛けておきたいですね。
休憩室や授乳室、キッズスペースなどが用意されている式場ならば、小さなお子様連れの方や高齢者の方も安心して出席できます。また、披露宴会場の近くにトイレがあるかどうかもチェック! トイレが近くにあると、特にお子様連れのゲストに喜ばれるでしょう。
見落としがちなトイレのアメニティも忘れずに。忘れ物やちょっとしたトラブルを回避できます。このような細やかな心配りも大切です。
【結婚式で喜ばれるおもてなし3】お色直しは1回にとどめましょう
一生に一度の晴れ舞台、白無垢やウェディングドレス、カラードレスなど、華やかでキレイな衣装をたくさん着たい花嫁は多いことでしょう。しかしお色直しが多ければ多いほど、ゲストを待たせる時間は長くなってしまいます。
新郎新婦とゲストとの時間を共有するためには、お色直しをしないか、1回までにとどめておくのが無難でしょう。その分浮いた費用を、ゲストへのおもてなしに使ってはいかがでしょうか。お料理のグレードを上げたり、引き出物を豪華にしたりという形も良いですね。
【結婚式で喜ばれるおもてなし4】座席にメッセージカードを置く
ゲストの座席にメッセージカードを置くという演出も喜ばれます。ひとりひとりに対する感謝の気持ちを、心を込めてメッセージカードに残すようにしましょう。おもてなしの心を伝えるには手書きが一番。ゲストの顔を思い浮かべながら、思い出のエピソードや感謝の気持ちをつづりましょう。
ゲストの趣味や好みに合いそうなカードをそれぞれ選ぶのもいいですね。きめ細やかなおもてなしに、ゲストもきっと喜んでくれるでしょう。
【結婚式で喜ばれるおもてなし5】ゲストに喜んでもらう演出をする
結婚式でどのような演出をするかも重要なポイントです。例えば、ゲスト参加型のウェディングケーキデコレーションは、会場に一体感が生まれるため大人気。新郎新婦やゲストと一緒にデコレーションしたケーキをみんなで食べるのは、とてもいい思い出になりますよ。
また、ゲスト同士やゲストと新郎新婦とが会話を楽しむ歓談時間を長めに取ってみても。食事を楽しみながらゆっくり会話ができるため、ゲストにも喜んでもらえます。
新郎新婦自らが楽器を演奏したり、踊ったりという演出も素敵なおもてなしになります。なにか得意なものがあり、サービス精神旺盛な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、プロのアーティストに依頼するのもおすすめです。シンガーやプロミュージシャンの演奏は圧巻です。音楽を聴きながら、美味しい食事がいただけるパーティーは、どの世代のゲストからも喜ばれるでしょう。
心のこもったおもてなし婚は、最高の思い出に
一生に一度の結婚式は、ともすれば主役である新郎新婦のひとりよがりになってしまいがち。残念な結婚式だったと思われないよう、ゲストの顔を思い浮かべながら、どうしたら喜んでもらえるかを考えて準備を始めましょう。
おもてなしは、される方もする方もうれしいものです。ゲストが満足してくれることが、新郎新婦の喜びにもつながります。ぜひこの記事も参考にして、最高のおもてなし婚をつくりあげてください。