ふたりきりの結婚式がしたい！メリット・デメリットを紹介

2021年03月23日

ゲストを呼ばず、新郎新婦だけで結婚式を挙げるカップルが増えています。ふたりきりでおこなう結婚式を選ぶ理由は人それぞれ。「最小限の予算に抑えたい」「両家で呼ぶゲストの数が違いすぎる」「再婚だからゲストを呼びづらい」など、カップルの数だけ理由があると言えるでしょう。

そこでこの記事では、ふたりきりで挙げる結婚式について、詳しくご紹介します。メリット・デメリットをしっかりと把握して、ミニマルスタイルであるふたりきりの結婚式を成功させましょう！

ふたりきりで挙げる結婚式のメリット・デメリットは？

ゲストを大勢招く盛大な結婚式よりも、両親や気のおけない友人だけを招待する少人数のアットホームな結婚式を選ぶカップルが増えています。ふたりきりで挙げる結婚式は、その究極の形。ゲストを呼ばないため、披露宴やパーティーはなく挙式のみおこなう場合がほとんどです。

ふたりきりの結婚式は、まさにシンプルイズベスト！　たったふたりだけでおこなう結婚式にはどんなメリットがあるのか、またどんな点がデメリットなのか、具体的にみていきましょう。

両親や親族、職場の人など大勢を結婚式に出席する場合、ゲストが訪れやすい会場を選ばなくてはいけません。ゲストの人数や住んでいるところなどを考慮すると、式場やエリアが絞られるため、どうしても選択肢が少なくなってしまいます。

遠方からのゲストにはお車代が発生するなど、何かと費用がかさむ点もデメリット。さらには結婚式の日程も、ゲストが足を運びやすい土日や祝日を押さえる必要があります。

しかしふたりきりならば、日程もエリアもすべて自由！　ふたりの思い出の場所や海外で挙式を挙げることもできます。平日も選べるため、予約がなかなか取れない人気の会場を押さえられるかもしれません。また土日よりもお得なことも。

ふたりの都合で日程とエリアを決められるのは、最大のメリットと言えるでしょう。

ふたりきりの結婚式ならば、かかる費用もぐっと少なくてすみます。通常は、結婚式よりも披露宴にお金がかかる場合がほとんどのため、挙式のみにするだけでも、費用をかなり抑えられます。式場によっては10万円以下のプランを打ち出しているところも。

結婚式をリーズナブルに挙げられるため、こだわりたいところにお金をかけることも可能です。ふたりきりの結婚式は、「結婚式は挙げたいけど、予算は抑えたい」「結婚式を安く抑える代わりに、新婚旅行や新生活にお金をかけたい」、そんなカップルにおすすめです。

結婚式の準備は、約1年前から始めるカップルがほとんど。ブライダルフェアなどに足を運んで式場を決め、結婚式の3、4ヶ月前くらいから本格的に準備を始めます。ゲストの招待状作成やお料理の内容、余興など、細かいところまで式場側としっかり話し合う必要があるため、打ち合わせを何度かおこなわなければなりません。

その点ふたりきりの結婚式ならばゲストを呼ばないため、決めることは最小限。忙しいカップルにもぴったりです。

両親や親族、親しい友人を呼ばないため、直接祝福してもらえないというさみしさを感じるかもしれません。人生における最良の日、美しい衣装をまとった姿を、両親や友人に見てもらえない点はデメリットと言えるでしょう。

特に両親へ晴れ姿を見せられないのは、後から後悔する可能性も。新郎新婦どちらも納得のうえで挙げる結婚式が大前提なので、どちらかが「両親や友人を呼びたい」と思っている場合は、ふたりきりの結婚式をするのは少し考え直す方がいいかもしれません。

ふたりとも納得済みの場合は、後日あらためて結婚式の記念写真を両親や友人に見てもらいながら、報告できるといいですね。

結婚式で子どもの晴れ姿を見ることを楽しみにしている親は多いものです。また結婚はふたりだけではなく、家同士のつながりという意味合いもあるため、親族にお披露目したいと両親が考えている場合もあるでしょう。

何か特別な理由がない限り、ふたりきりの結婚式は理解を得られない可能性も。ふたりで結婚式を挙げたい理由を両家にきちんと説明し、納得してもらうことが大切です。

親族へのお披露目の場を設けたいというのであれば、別日に食事会などをセッティングしてもいいですね。両親の意向も汲みながら、結婚式の準備を進めるようにしましょう。

ふたりきりで挙げる結婚式についてご紹介しました。結婚式のスタイルが多様化するなか、さまざまな事情でふたりきりの結婚式を選ぶカップルが増えています。結婚式は人生において、とても大切な日となります。ふたりきりの結婚式のメリット・デメリットをしっかり理解して、自分たちだけの結婚式を作りあげてくださいね。