プレ花嫁さん必見!実はゲストがトホホなNG結婚式4選

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新郎新婦の皆さんは、結婚式に招待するゲストには楽しく過ごしてもらいたいと思いますよね。しかしそんな思いとは裏腹に、ゲスト側にしてみると「トホホ……」と感じる結婚式があるのも事実です。今回は結婚式の司会者が実際に経験した、ゲストがちょっと困ってしまった結婚式の事例をご紹介したいと思います。

これから結婚を考えている人や、今まさに準備の真っ最中というプレ花嫁さん必見です。ゲストに喜んでもらえる結婚式にするために、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

トホホな結婚式にはどんなものがある?実例を一部紹介!


「トホホ」となる結婚式には、実にさまざまなものがあります。実際に自分が招待された結婚式で経験したという方も少なくないでしょう。新郎新婦は満面の笑みでもゲストが困惑してしまう演出だったり、ゲストが他のゲストを困惑させてしまう演出だったりと、多種多様です。

しかしそうした例のなかには、結婚式の準備をしていくなかである程度回避できるものもあります。それでは実際の結婚式でどんなトホホ事例があったのか、実例の一部を見ていきましょう。

 

【トホホな結婚式1】配慮に欠けるブーケプレゼント

「ウェディングブーケを受け取った未婚女性には、次に幸せが訪れる」というジンクスは広く知られています。そのため花嫁としても、当然喜んでもらえると思ってブーケをプレゼントしようとすることでしょう。

しかし、「ブーケをプレゼントされる=独身」となりますので、渡したい独身女性ゲストがいる場合は少し考えるようにすると良いでしょう。

実際の例としては、20代の花嫁さんから年上の独身女性ゲストに披露宴中にウエディングブーケをプレゼントするというケースがありました。しかし、みんなの注目の中でそのブーケを受け取った女性は「何も人前でやらなくても」と憮然としていたとのこと。逆に、「なぜ自分に渡してくれないのか」と怒ってしまうケースもあります。

そうしたトラブルを避けるのであれば、ブーケは結婚式が終わってからさりげなく渡すのがベスト。もしくは、未婚女性に限らないイベントにしてしまうと良いでしょう。

たとえば、マシュマロやマカロンなど(ゲストのお顔に当たっても安全なもの)でミニブーケに見立てたものを用意し、「未婚既婚・男女問わず、誰でも参加OK」というイベントにしてみてはいかがでしょうか。男性や子どもも張り切って参加してくれるので女性陣も参加しやすい雰囲気になり、大盛り上がりのイベントになりますよ。

元々のブーケトスの伝統とは大きく離れてしまいますが、ゲスト皆が喜ぶイベントにすることが、結婚式を成功させる秘訣でもあるでしょう。

 

【トホホな結婚式2】突然のサプライズスピーチ

結婚式のゲストにとって「事前に言って欲しい」と思うのが、スピーチの指名です。事前に打診や指名をされることで準備ができ、ときには断ることも可能なスピーチ。しかし、披露宴でいきなり指名を受けてしまうのは、とても驚くものです。

実際の例としては、突然に指名を受けたゲストが驚きのあまり何も言えなくなり、そのまま貧血を起こしてしゃがみこんでしまった例があったとのこと。結婚式ではお酒も入りますし、中には体調不良でも「結婚式だから」と無理をして出席している場合もあります。

ほかには突然のスピーチ指名に動揺しながらもしどろもどろで話しだしたゲストが、新郎と一緒に風俗店に行ったというエピソードを披露してしまったケースも。それだけではなく、内容は良くても結婚式の忌み言葉が続いてしまうなど、他のゲストをハラハラさせてしまう可能性さえあります。サプライズスピーチの指名には少なからず危険が伴いかねません。

新郎新婦にとっては披露宴を盛り上げる演出のつもりだったとしても、突然のスピーチの指名は想像以上にゲストに負担を掛けてしまいます。サプライズスピーチをしてほしいゲストには、「時間があったらスピーチしてもらうかもしれない」程度のことは伝えておきましょう。

 

【トホホな結婚式3】長すぎるお色直し

お色直し時間が長すぎるのも会場のゲストにとってはトホホな時間です。一般的なお色直しの所要時間は「ドレス→ドレス」の着替えで約30分、「和装→ドレス」ではではさらに時間がかかります。

そうした時間がかかるお色直しでアクシデントが起こると、1時間以上かかってしまうケースもあるのです。

実際のアクシデントの例としては「新郎新婦がケンカしてしまい、新婦が泣きやまない」「新婦がヘアスタイルを迷い始めて、なかなかヘアスタイルが決まらない」「(撮影もアル場合)撮影スタジオに移動してからアクセサリーをチェンジすることになった」など、原因はさまざま。

ケンカなどの突発的なことは回避できませんが、ヘアスタイルやアクセサリーに関しては事前の打合せでしっかり決めておくと、当日に時間をかけすぎることを避けられます。とくにヘアスタイルは前撮りや試着、ヘアメイクのリハーサルなどの際に自分のこだわりたいポイントをしっかりと担当者に伝えておきましょう。

お色直しに時間がかかるのは仕方ないことでもあります。とくに和装の場合はなおさらでしょう。中座の間に何かゲストを楽しませるムービーなどを用意しておいたり、デザートビュッフェをお色直しの時間にできるようにしておいたりすると、気の利いた披露宴となるでしょう。

 

【トホホな結婚式4】独りよがりな結婚式

結婚式にサプライズで新婦から新郎へ、または新郎から新婦へのサプライズ演出というのもよくありますね。パートナーに対する愛情の深さを見られる演出でゲストにも大好評なのですが、気を付けるべきはその長さです。

よくあるケースとしては、新郎がギターの弾き語りや友人とバンド形式で歌を新婦にプレゼントする演出です。大勢のゲストの前で歌おうと考える新郎ですから、ある程度歌に自信のある方が多いのですが、そうはいっても素人です。何曲も歌うのではなく、1曲程度にとどめておくのがベストでしょう。

またそうした余興にかける時間について、事前にウェディングプランナーと打ち合わせをしたり、アドバイスをもらったりして、適した時間設定をしておくのもおすすめ。結婚式の主役は新郎新婦ですが、どのような余興などであっても、決して独りよがりにならないことが大切です。

 

結婚式はゲストへの感謝とおもてなしの気持ちを忘れずに!


「実はゲストがトホホなNG結婚式4選」をご紹介しました。近年はさまざまな形式の結婚式がおこなえるようになってきました。その分オリジナリティあふれる結婚式を追求する新郎新婦も増えています。

それはデコレーションや衣装に限らず、演出でも同じです。もちろん、オリジナリティあふれる演出はゲストにとっても目新しく面白いものに映るものですが、一度、「これはお招きするゲストにとってどうだろう?」という視点に立つことも大切ではないでしょうか。

結婚式は、二人の人生の門出を祝う席であるのと同時に、これまで二人を見守ってくれていた方々をゲストにお招きして感謝を伝える場です。ゲストへの感謝とおもてなしの気持ちを忘れずに、誰もが「最高だった」と思える結婚式にしたいですね。

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