お金でもめない!結婚式にかける費用で喧嘩しないコツ4つ

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結婚式は、多くの人にとって人生の晴れ舞台。自分の周りの人々が自分たち二人を祝福してくれるために集まってくれる特別な一日です。それと同時に、これまでお世話になった方々に感謝の気持ちを伝える場でもあります。

そんな結婚式ですから、できるだけ自分たちの理想を詰め込んだ素敵な式にしたいと思うのは当然です。そこで付きまとう問題はそう、お金のことですね。

普段では使うことの無いような大金が動くだけでなく、相場がわかりにくい結婚式の準備ですので、新郎新婦、そして親の価値観の違いがぶつかりやすく、もめるきっかけとなりがちです。

結婚式では両家のつながりを再確認しこれから家族として絆を深めていくべきなのに、仲たがいしていては本末転倒です。

そこで今回は、結婚式にかける費用でもめることがないようには一体どうしたらよいか、喧嘩をせずに結婚式が迎えられる4つのコツをご紹介します。

 
◇2019年10月1日の挙式披露宴より、料金改定致しました。https://kazoku-wedding.jp/plan01/

 

喧嘩をするカップルは4割

既婚者へのアンケートでは、約4割の方が結婚式の準備で喧嘩をしたことがあると答えています。喧嘩の主な原因は、まずはどちらかに結婚式準備の負担が偏ること(打ち合わせや決定権)、両親や親族との意見の違い、そして費用の3つとされています。

これらの喧嘩の原因の中でも特に費用面は、金額の大きさだけでなく何にどれくらいお金をかけるのか、どの費用を誰が負担するのかなど、費用の分担でもめることがあるようです。

結婚前にはあまり見えなかったお互いのお金に対する価値観もわかってくるので、その後の結婚生活にも影響する点とも言えます。

お互いの価値観を知ることは大切ですが、大切な結婚式の準備で違いが発覚して嫌なムードで結婚式本番を迎える、と言ったことがないように気を付けておくべきポイントを4つ挙げました。

これらのコツは、必ず新郎新婦、そして親の資金援助がある場合は双方の親ともしっかり事前に確認しておきましょう。

 

コツその1 無理のない予算設定をする

まずは、無理のない予算設定をすることです。あれもしたい、これもしたい、でもお金が足りない、とならないためにも、計画時点から結婚式までの間に、自分たちがいくら調達できるのかを冷静に分析し、考えましょう。

ここではご祝儀等は当てにせず、また結婚後の新居での生活や新婚旅行にかかる費用も考えた上で、結婚式に充てられる現実的な予算を立てるのがポイントです。

新郎新婦二人の夫婦としての人生は、結婚してからが始まりです。そのスタート地点である結婚式にすべて予算を回してしまって、結婚後にお金がすっからかんになってしまう…ということが無いようにしましょう。

結婚式はそう何度も挙げることが出来るものでもありませんので、どのカップルにも自分たちが行いたい演出や憧れの式場を諦める、ということはしてほしくありません。

だからと言って毎月の家賃や光熱費など必要経費以外を全て貯金に回すなど、無理のある貯金の計画はストレスが溜まったり、無理した末に生活が破たんしてしまったり、ということにもなりかねません。

貯金はあるに越したことはありませんが、そのせいで結婚前後の二人の生活が脅かされないようにしてくださいね。

 

コツその2 お金の出所を明確にする

結婚式の式場や日時、おおまかな演出を考えて予算を組んだ時に、どの項目に予算を割り当てるか、二人の間で意見の食い違いが出てくることがあります。

例えば、新婦にとってみるとウエディングドレスはどうしても譲れないポイントかもしれませんが、新郎にはピンと来ないことなどが挙げられます。

そんな場合はお金の出所をはっきりさせることが重要です。

結婚式の費用はお互いに出し合うカップルが多いのですが、一般的には男性が少し多めに出したり、年上の方が負担を大きくする、などといったパターンがあります。

ただ、実際は女性の方がデコレーションや衣装などにこだわってグレードを上げながらも支払いは男性が多めになる…となると、男性側は少し不平等に感じられるかもしれません。

そこで新郎新婦のうちの片方がこだわりたい部分があれば、そこは一方が支払う、という風にすると相手が不満に思うことが少なくなるでしょう。

他にも、新郎側・新婦側で招待客の数が違う場合、招待客の多い方が多めに費用を出すのも公平に感じられます。

そして、二人の間では十分満足している結婚式の演出でも、ご両親が納得しないという場合も考慮しなくてはいけません。結婚式の主役は新郎新婦のお二人ですが、同時に両家の嫁・婿を披露する場でもあります。

ご両親が更にグレードの高い結婚式をご希望の場合はその分はご両親に出してもらうなど、お互いに納得のいくお金の出し方をしましょう。

 

コツその3 優先順位を決めて計算する

結婚式のプランを見ていると、当たり前ですが費用が高くなればなるほど素敵なものが用意されています。しかし、お金を湯水のごとく使える人はほとんどおらず、皆予算が決まっているわけです。

そこでまずは、お金をかけるべきポイントの優先順位を決めましょう。

例えば、料理は絶対に一番いいプランにしたい!というこだわりがあればその分、式場内のデコレーションや自分たちの衣装、場合によっては会場選びで少し妥協するという手も考えられます。

また、ドレスにこだわりがあればその他の小物を手作りしたり自分で手配して安く済ませたりするなどして予算を抑えることが出来るでしょう。

優先順位の高いものを我慢したり妥協すると、どうしても後々までの不満につながります。
そのため、優先順位の高いものはできるだけ希望を優先し、予算がオーバーした場合は優先順位の低いもので妥協して引き算をして予算内に収まるようにすると、後悔の少ない結婚式となるでしょう。

 

コツその4 式場スタッフと話し合う

私の友人夫婦の例ですが、全体の予算を決めた後お金をかけたいことやこだわりたいことへの意見の食い違いがあり、喧嘩になってしまったそうです。その内容はと言うと、女性は写真撮影やビデオ撮影を優先したく、男性は料理を優先したかったという事です。

考えが違う二人がいくら話し合おうとしても平行線をたどるか雰囲気が悪くなるばかり。そんな時に頼りになるのが式場のスタッフなのです。

実際、友人夫婦も冷静に判断してくれる式場のスタッフに、全体の予算の中からどうバランスをとるかを相談してお互いに納得できるかたちを目指したと話していました。

結婚式に関する素人である二人がいくら話し合ってもお互いが譲り合うことは難しいものです。

そこで、プロである式場スタッフに聞くことで一般的にはどれぐらいの予算が普通なのか、また他のカップルたちはどのようにしているのかなどがわかり、客観的に判断できるようになるでしょう。

意見が分かれたときは二人きりで頑張って話し合おうとせず、第三者を混ぜる、特にその道のプロに相談するのが一番です。プランナーさんを信頼して頼ってみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

結婚式の準備には決めなくてはいけないことが沢山あり、いくつかの項目で意見の食い違いが出てくるものです。

そういった食い違いが出るのはどのカップルにも見られる当然のことですので、そこでどうお互いの気持ちを汲んで折り合いをつけるかがポイントです。

新郎新婦や両親たちが喧嘩をせずにスムーズに結婚式の準備を進めるために、まずは無理のない予算設定をするようにしましょう。

その後、予算オーバーしたものは誰がどう出すかというお金の出所をはっきりさせること、妥協するところと譲れないところの予算の帳尻合わせを行うこと、そしてプランナーさんを頼って相談することが上手く結婚式の計画を立てられるポイントです。

今回お伝えしたこの4点に留意して、喧嘩せずスムーズに準備が進められるようにしてくださいね。

結婚式の主役である新郎新婦だけでなく、ご両親・そして招待客の誰もが理想通りの、満足の行く結婚式になることを願っています。

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