新婚旅行中ってなんでケンカになりやすの?ケンカしないためには?

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新婚旅行中にケンカが勃発しやすいというのは、今も昔も変わらないようです。

普段はまったくケンカなんてしないのに、一緒に旅行に行くと必ず大きなケンカをする、という方もいるようです。旅行中の少しの言い争いくらいなら、人間ですから仕方がありませんし、ケンカをすることでさらに絆が深まることもあります。

ですが、彼とケンカしたことにより、旅行が台無しになってしまった、という方も中にはいらっしゃいます。

初日に大げんかをしてしまい、新婚旅行中終始険悪なムードで過ごすことになった、という方やケンカをして予約していた旅中のツアーを全てキャンセルした、という方もいらっしゃいます。

せっかくの一生の思い出になる新婚旅行なのに、思い出して後味の悪い記憶になってしまったら悲しいですよね。

新婚旅行を楽しく、最高の思い出にするために、旅行中彼とケンカしないために気をつけるべきことを、お話ししたいと思います。

 
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海外旅行は気付かないうちにストレスが溜まりがち、ということを理解する

海外旅行というと無条件に楽しいもの、ワクワクするもの、とポジティブな面ばかりを連想しがちです。
ですが実際、海外旅行中は、ストレスが溜まりやすいものでもあるのです。
そのことを意識するだけでも、ケンカを事前に防ぐことになります。
なぜ海外旅行でストレスが溜まりやすいのかというと、

・精神的疲れ
・肉体的疲労
・1人になる時間がない

という3つの大きな理由が挙げられます。

見慣れない土地、言葉の壁、行き交う人々もなじみのない人種ばかり、というあまりの変化の大きさに体も心もついていけず、気付かないうちに私たちは動揺しているのです。

また海外で観光するというのは、体力的にも疲れます。
今日は朝からここに行こう、あそこに行こう、あれを食べに行こう、これを買いに行こう、と予定が詰まっているのが普通です。

精神的な緊張と、肉体的な疲れが相まって、ストレスが大きくなり、いつもよりイライラした状態をつくりやすくなるのです。

それに加えて、旅行中は一人になる時間がありません。一人で勝手に行動はできませんから、少しイライラして一人になりたいな、と思った時も常に恋人と一緒にいなければならないのです。

通常ですとケンカ中はお互い部屋に引っ込んだり外に出かけたりして一人の時間を持てます。

この時間が自分を客観的に見つめる時間になったり、怒りのクールダウンに役立ったりします。

ケンカしてお互い相手に腹を立てている時であっても、旅行中は常に一緒にいなければならないので、険悪な雰囲気をリセットできません。

まず最初のステップとして、海外旅行とは、ストレスが溜まりやすいものだ、という認識を持つことが大事です。
このことを理解するだけで、少し物事を客観的に見られるでしょう。

喧嘩の原因は?

疲労やイライラが募って喧嘩するのはよくあることですが、海外旅行の場合何が直接的な原因になるのでしょうか。ここでは、その原因に触れてみたいと思います。

道に迷う

海外旅行かどうかに限らず、道に迷ったらイライラしますよね。徐々に疲労もたまりますし…。特に海外であれば、不安も大きいでしょう。どのバスに乗るか、電車の降りる駅はここでいいのか。言葉がわからないなかで、判断しなければいけないのはとても大変です。

普段は頼りになる彼でも、国が変わってしまえば、道に迷うこともあるでしょう。それに対してイライラする気持ちもわかります。しかし、2人がいるのは海外です。何もわからないからこそ、協力してその困難を乗り越えるという考えをしてみると、喧嘩せずに済むかもしれません。

旅行の楽しみ方が違う

旅行の楽しみ方は千差万別。ホテルに1日いたい人もいれば、観光地巡りをしたい人もいます。また、海外でも日本食を食べたい人もいれば、ローカルな場所で地元民と一緒にご飯を食べたい人もいます。

正直、正解はありません。ただ、感覚が違うのです。だからこそ、旅行の楽しみ方が異なる場合は、旅行先で喧嘩になる可能性があるのです。

奥さんがどうしても行きたい場所があると言っていても、旦那さんは疲れるからホテルにいたいということは時々起こります。これは、別に海外旅行に限ったことではなく、日本での休日の過ごし方をみればすぐにわかることです。

もし、旦那さんと旅行やお出かけに関して価値観が違うと感じたら、事前の計画が何よりも大切です。

旦那さんを動かすために、そこに行かなければいけない理由を作るのです。例えば、現地ツアーに応募したり、レストランを予約しておいたり、自然と行かなければいけない雰囲気を作ります。

ショッピングなどの場合は、別行動をとってもいいかもしれません。1時間ほど別行動をとり、お互いが行きたい場所にいく。これだけで、ストレスはぐっと下がります。

喧嘩になったらこちらから折れる姿勢を見せる

明らかにこちらに非があった場合は素直に「ごめんね」と謝りまると思いますが、ケンカとは双方に言い分があり、双方が「自分が正しい」と思ってるときに長引くものです。

どれだけ自分が正しくて相手が間違っているかを延々と主張し続けるケンカに突入してしまったら、出口はありません。

ここは相手よりも一枚上手になって、この泥仕合からいかに早く抜け出すかが鍵です。

意地を張らずに素直に相手の言い分に耳を傾け、向こうの主張に理解を示すのです。

一度理解してもらえると相手の怒りも少し収まりますから、どうしても聞いてほしいところや直してほしいところがあれば、相手の攻撃的なモードがオフになったところで、落ち着いて話すのです。
ただしここでも、ケンカ腰で話をするのではなく、あくまでも「話し合い」という姿勢を崩してはいけません。

険悪なケンカを、いかにお互いの気持ちを確認し合う話し合いの場に変えられるかが大切です。

ツアー中や何かのアクティビティの途中だとしても、できるだけ早めに話し合いの時間を持つことが大切です。

途中途中で相手に思いやりをかける

先にもお話ししましたが、旅行中は疲れやストレスが溜まりやすいものです。ストレスが溜まっていったときに、どちらかのイライラが相手のイライラを呼び、ケンカになってしまうことがあります。

ですから大したことでなくてもいいので、旅の途中途中で相手に対してちょっとした気遣いをかけてあげることが大切です。
たとえばホテルで相手の服をたたんであげ、相手の旅先でのしてくれたことに対してきちんと感謝の気持ちを伝える、などです。

そうした少しずつの相手への敬意や思いやりが、無意識のうちにストレスの軽減につながっているのです。

不思議な話ですが、自分が疲れていても相手を思いやれば思いやるほど、自分のストレスも減っていくのです。

すこしのケンカはむしろ歓迎する!

これから一生を共にする伴侶との旅行。ある程度のケンカや言い争いは、むしろ歓迎するくらいの気持ちを持つことが必要です。

内容にもよりますが、ケンカは時にお互いの絆を深めるものでもあります。

普段はなかなか改まってお互いの気持ちを確認し合うことがなくても、ケンカになった時にとことんまで話し合うことってありますよね。
ケンカっぽくなってきたな、と感じたら、思い切って自分の本心を伝えることが大切です。

「あのときこうやって言われたのが傷ついて私は怒りを感じている」などと、自分のできるだけ素直な気持ちを吐露するのです。
こちらが素直な気持ちで冷静に話をすれば、それが相手にも伝わり、相手も片意地を張らずに本心を話してくれるでしょう。

こうした言い合いができるのは、相手のことを信頼して初めてできることですので、お互いこのような気持ちの伝え合いをすることができたら、これからも成熟した、絆の深い関係を保つことができるでしょう。

ただケンカの目的を、自分のストレスや不満をぶつけるものになってしまわないように注意を払いましょう。

新婚旅行に行く前にキャンセルもあり?

旅行中に喧嘩になることはよくあります。ちょっとした言動やイライラがつのって、喧嘩になってしまうのです。しかし、新婚旅行を計画している段階で価値観が合わず喧嘩することもあります。

最悪なのは、新婚旅行を予約したにも関わらず、直前で喧嘩をしてキャンセルするパターンです。しかし、こういったパターンもありです。お互い喧嘩した状態で旅行に行っても楽しくないですからね。

でも一番は、仲直りして新婚旅行に行くことです。そのために、仲直りの方法を最後にご紹介しましょう。

旅行の価値観が合わなかった場合

「美味しいご飯を食べたい」「一日中お酒を飲んでいたい」「旅行中でも仕事しないといけないかも」

このように、旅行に行く際には2人の様々な思惑が混じり合います。基本的には話し合いでその溝を埋めていくのですが、価値観が合わない部分がどうしても出てきます。その場合、お互いが一歩も譲らないと、喧嘩別れになってしまいますので、妥協することが大切です。

価値観の違いは何をしても埋めることはできません。なぜなら、その人が今まで積み上げてきたものだからです。どうしても変えたいなら、過去に行くしかありませんが、そんなことは不可能ですよね。

長い結婚生活ではこのように価値観がぶつかりあうことがあります。引っ越し、子供の教育、老後の過ごし方。早いうちから価値観のぶつかり合いは経験しておいたほうがいいので、新婚旅行をチャンスと捉えましょう。そして、妥協の仕方を学ぶのです。

相手の意図を聞き続ける

喧嘩に発展してしまうのは、価値観をぶつけあったときです。そんな時は一旦話すのをやめて、冷静に相手の話を聞きましょう。そのときに特に聞き取って欲しいのは、「なぜ」かということ。

相手の主張の理由を探ることで、妥協点を見出すことができるかもしれません。例えば、相手が1日ホテルでゆっくりしたいと言ったとします。そんなときに、「信じられない」など否定的な態度を取らずに、「なぜ」そうしたいのか聞いてみましょう。

きっと、「疲れるから」「久々の連休だからのんびりしたい」という可能性が高いです。この理由に対して、例えばツアーを予約してバス移動だから、疲れることはないと伝えたり、1日はホテルでゆっくりとする時間をとり他の日に観光をしたり、お互い妥協をしながら話を進めていきましょう。

特におすすめの方法は、旅行中にお互いが何をしたいのか、それぞれ優先順位をつけることです。奥さん側は、例えばショッピングと美味しいディナーは譲れないとします。そして旦那さん側は、部屋でのんびりビールを飲むことだったとします。「あなたがどうしてもしたいことは尊重するから、私のことも尊重して」と話をしてみてはいかがでしょう。妥協しながらも、お互いがやりたいといことができるというメリットがあります。

もし旅行前に喧嘩をしてしまい、困っているということであれば、このように優先順位をつけて、お互いの妥協点を探りあいましょう。

いかがでしたか?

今回は、新婚旅行で喧嘩しないために気をつけることについてお話ししました。
気付かないうちにストレスの溜まりやすい海外旅行。喧嘩をやめて、どのように絆を深めるための話し合いに転じることができるか、というお話でした。

小さなことを意識するだけで、お互いの距離もぐっと縮まります。喧嘩してしまったとしても、仲直りするタイミングはありますので、最初はぐっと我慢しましょう。

是非、一生のパートナーとなる大好きな彼と、幸せなハネムーンを楽しんできてくださいね。

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