旦那の家族との上手な付き合い方のポイント5つ

Cheerful senior woman greeting adult children coming with visit

結婚するとよく問題になるのが、そう「パートナーの実家との付き合い」です。結婚後時間が経った奥様方からはよく「義実家が~」と、旦那様のご両親に対する愚痴が聞かれます。

確かに、結婚したのはあくまで旦那様とで、旦那様とは気が合ってもそのご両親ともぴったり気が合うかと言うと、必ずしもそうではありません。

日本では女性の社会進出も進んできて、女性も外に出る時代となりましたが、そうはいってもまだまだ女性は男性の家に「嫁ぐ」という形が取られています。

特に長男の嫁ともなれば、やはり旦那様のご両親のことはないがしろにはできませんよね。

そして、旦那様のご両親と折り合いが悪くなった時に困るのが、旦那様の立ち位置です。

旦那様にとっては自分の妻と自分の両親のどちらかだけの肩を持つことも難しく、どっちつかずな態度になりがちです。そんな態度を見て妻が更に夫に不信感を抱き夫婦関係がぎくしゃくする・・・ということも起こりえるのです。

旦那様のご両親とは、正直あまり合わないな・・・と思っても冠婚葬祭や年末年始の行事ごとなどではなかなかお付き合いを避けることができません。

実家との距離などによっても、合う頻度などは変わってきますが、どちらにしろ旦那様のご両親との関係は良好なことに越したことはありません。

そこで今回は、旦那様のご両親と良い関係を築ける5つの方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

 
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1. まずは義母の人柄を見極める

義理の実家とのおつきあいで何といっても嫁と一番関わりがあるのは、旦那様のお母様です。実家とのおつきあいはお母様との相性や関係性に左右されます。

ですので、まずはお姑さんの人柄を見極めることが大切です。

お姑さんの中には、自分の息子や孫に何でもしてあげたい!というタイプの方もいらっしゃいますし、女は家を守るべき!と言うタイプの方もいらっしゃいます。

前者のタイプだと、息子や孫に何かしてあげたいのにあなたが完璧にこなしてしまうと、お姑さんがすることがなくなってしまい、あなたに自分の居場所を取られたような気になってしまって気分を害するかもしれません。

逆に後者のタイプだと、「嫁に来たのなら家のために何でも率先して動くべき」と考えているかもしれませんので、その方の前で少しでも「お客さん状態」になっていると良くない印象を持たれてしまいかねません。

このようにお姑さんのタイプが違えば、正しい動き方も変わってきますので、お姑さんの性格や、彼女の親戚内での立ち位置などを把握することが大切です。

 

2. 適度な距離感を保つ

実家との距離や子どもがいるかどうかによって実家との距離感は自然と変わってくるものですが、常に適度な距離感を保っておくことが肝心です。

実家との距離によっても付き合い方が変わってきますので、場合に分けてみてみましょう。

実家の近くに住んでいる場合

実家の近くにいると、何かと会う機会が多くなることでしょう。特に子どもがいる場合は、面倒を見てもらう機会ができるでしょうし何かとお世話になることが多くなるはずです。

もちろん、かわいい孫ですから、喜んで面倒を見てくれていることも多いでしょうが、そうはいっても負担になっているはずです。それに甘えてしまってばかりではいけません。親しき中にも礼儀ありですので、感謝の気持ちを毎回しっかりと伝えましょう。

そして、お盆やお正月、冠婚葬祭などの行事ごとの時には率先してお手伝いするつもりでいくと良いでしょう。

実家から遠く離れた場所に住んでいる場合

お仕事の都合などで実家と離れた場所に住んでいる場合は、物理的に距離が離れていますので旦那様のご実家と接する機会は減るでしょう。

頻繁に顔を見せたり、お手伝いに行ったりという事もなかなかできないでしょうし、あなたの実家とも距離があるようであれば、両方の実家に時間を割かれるため、お姑さんにとっては「あの嫁はなかなか顔を出さない」と思われてしまいかねません。

こういう場合は、電話やメールなどでの連絡はコンスタントにしておき、行事ごとにはしっかり贈り物などをして「なかなか行けないけれど気をかけています」という姿勢を見せておきましょう。

 

3. 自分の両親との差をつけすぎない

いくら義理の実家の方々が良い方でも、自分の両親と比べると気を遣ってしまうことは多いですよね。

例えば、お産の時に数か月実家に里帰りすることはできても、旦那様の実家に同じだけ里帰り、と考えるとなかなかできない方も多いでしょう。

もちろん、お願いしにくいことまで無理に義理の実家に頼む必要は全くありませんが、自分の両親にばっかり頼っていると、義理の実家にしてみると「頼ってくれない・避けられている」と感じてしまいかねません。

そう思わせてしまわないためにも、自分の両親と義理の両親とはあまり差をつけすぎないようにふるまうのがポイントです。

頼みにくいことは自分の両親を頼りにし、相手に負担にならないことを義理の実家に頼むことがおススメです。

例えば、孫の運動会や発表会のイベントに一緒に来てもらう、という事は頼みやすいかもしれませんね。もし遠方に住んでいらっしゃってなかなか来れないと思われる場合でも、一応はお誘いしておき、判断を相手にゆだねるようにすると良いでしょう。

 

4. 夫を立てながら振る舞う

旦那様のご両親は、いつまでたっても自分の息子がかわいく、そして同時に心配でもあるのです。そのため、何度も会いに来たり過干渉になったりするのです。それがまたストレスに感じる奥様も多いことでしょう。

この悪循環を断ち切るには、このご両親の息子に対する心配を早いうちに解消して安心させてあげることが効果的です。

それには、まずはあなたがしっかりと嫁の仕事をこなし、「うちの息子にはもったいない嫁だ」と言われたときに、「旦那様がしっかりと一家の長として家族を守ってくれているおかげです」ということをはっきりと伝えるようにしましょう。

たとえ、旦那様のご両親が「うちのバカ息子が~」と言ったとしても、そのノリに乗ってあげつつも要所で「でもしっかりしています」「頼りになります」と伝えてあげることがポイントです。

そうやって仕事をしっかりこなしながらも自分の息子を立ててくれる嫁を悪く思う姑は多くありません。
そればかりか、あなたを信頼して意見を尊重してくれるようになります。ちょっと旦那様と意見が分かれても、「○○さん(あなた)の言うことが正しい!」とサポーターになってくれることもあるかもしれません。

ただ、頑張りすぎて逆にストレスにならないように気を付けてくださいね。

 

5. 良き相談相手になってもらう

結婚生活が続くと、パートナーに対して、そして子どもに対していろいろ悩みが出るものです。

例えば、旦那様の浪費癖、ギャンブル癖など好ましくない癖が治らないという悩みがあったとします。

あなたには到底理解できないことでも、もしかすると旦那様を育てたご両親であれば、うまく対応できるかも知れません。あなたの悩みを聞きつつ的確なアドバイスを頂けることもあるので、良き相談相手になってくれることでしょう。

また子育てに関しても、自分の子どもについてあなたが不思議に思うことも、実は旦那様が幼いころも同じようなことをしていた、なんてこともあるかも知れませんので義理の両親は自分の敵ではなく良き相談相手になってくれるかもという目線で対応するようにするといい関係が築けることでしょう。

 
いかがでしたか?

義理の両親との関係はこれから長く続くものです。
長くいい関係を維持するために、無理をしすぎないようにしましょう。

相手の心を思いやっていれば義両親もいいように接してくれるはずです。

あなたらしいいい関係を築けるといいですね。

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