結婚式の選曲どう決める?決め方のコツと定番おすすめソング

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「新郎新婦の入場です!」・・・会場のドアが開くと共に音楽が流れ、一気に結婚式のムードが高まります。

結婚式での音楽・BGM選びは、式全体の空気を作る大切なもの。入場・乾杯・ケーキ入刀・中座・退場など、音楽が必要な場面は数多くあるため、選曲は悩ましい作業のひとつだと思います。邦楽または洋楽、ピアノやオルゴールなど、様々な選択肢がありますよね。

そこで、結婚式の選曲のポイントを、会場全体を考える場面、新郎新婦の個性を表現する場面、ゲストの思い出にふれる場面に分けて、考えていきたいと思います。

 
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会場の一体感を演出

まず、会場全体を考えた選曲です。結婚式のスタートである新郎新婦の入場は、インパクトのある曲や多くの人が知っている曲が良いでしょう。
変わらない人気の曲は、

●MISIAの「Everything」
●superflyの「愛をこめて花束を」
●木村カエラの「butterfly」

洋楽では
●Bruno Marsの「Just the way you are」
などがあります。

これらは退場曲としても人気があります。式のメリハリをつける大切な場面なので、音楽という演出で会場全体を盛り上げましょう。

また、歓談中の音楽は食事や会話の妨げにならないよう、歌詞のないサウンドのみが良いでしょう。音楽が全くないよりは、雰囲気を作るためにもBGMとして心地良い曲が望ましいです。

全体にまとまりを持たせるためには、両家の親族・会社の上司同僚・同世代の友人など、ゲストの年齢層や雰囲気を考えることが大切です。

私の結婚式では、歓談中のBGMは、サザンオールスターズの「希望の轍」「いとしのエリー」、山下達朗の「ずっと一緒さ」などのピアノのみを選びました。同年代の友人よりは、会社の上司や親族がよく知っている年代の曲を中心に選曲しました。

歓談BGMは、強く印象に残らなくても、耳馴染みのある曲にすると心地よい空間にしてくれます。

結婚式は、新郎新婦だけでなくゲストも普段と違う空気で緊張するもの。ゆっくりとリラックスして楽しめる演出を心がけましょう。

新郎新婦の個性も大切に

次に、新郎新婦の個性を表現する場面です。特に、中座の場面では、新郎新婦の好きなアーティストや曲で盛り上げると良いでしょう。

新郎新婦ひとりずつ中座することが多いので、それぞれにスポットが当たります。「新郎はこの曲よくカラオケで歌っていたなぁ」「新婦はあのバンド好きだったよね」など会話が生まれると良いですね。最近は、お色直しをしないカップルもいますので、その場合はケーキ入刀やキャンドルサービスなどの演出時、二人にスポットが当たる場面で表現すると効果的です。

ゲストと共に盛り上がろう

最後に、ゲストの思い出に触れる場面です。例えば学生時代に体育祭の出し物で踊った音楽やサークルで流行した曲など、ゲストの方々との思い出に残っている曲があればぜひ結婚式で流してみましょう。

「この曲懐かしい!」「当時を思い出すなぁ」と感じてもらえると良いですね。二人のプロフィールビデオや余興で取り入れると良いと思います。

また、両親への手紙を読む場合も、家族の思い出の中にある曲でご両親も喜ばせる演出もおすすめです。最近は、両親への手紙など家族との一場面で、福山雅治の「家族になろうよ」が人気のようです。

困った時の定番曲

最後に、困った時の定番曲をご紹介します。

1. 星野源「恋」

星野源といえば、今人気のJ-POPシンガーの1人。幅広い年代の人に好まれるポップな音楽は結婚式の定番です。特に、「恋」は、ドラマで一気に火がついた星野源の代表曲。その曲を聞けば、踊れるという人も多くいるほどです。歌の内容がストレートな恋の歌ですので、結婚式にはちょうどいい。誰もが楽しい気分になれること間違いありません。

2. One Direction「What makes you beautiful」

イギリスのポップシンガー「One Direction」の代表曲の一つ。女性がキュンとしてしまうような詩とポップなメロディーが結婚式向けです。

3. ONE OK ROCK「Whenever you are」

「この先長いことずっと、どうかこんな僕と、ずっと死ぬまで一緒にいてくれ」こんな歌詞にキュンときてしまう「Whenever you are」。結婚式の定番曲として利用されています。この歌が心に響かない人はいないでしょう。ほとんどの歌詞が英語ですので、海外の結婚式でも利用されています。

4. Bank Band「糸」

Mr.Childrenの桜井さんの別グループBank Band。基本的に、カバー曲を歌っていますが、その中でも中島みゆきさんの「糸」は完成度が高い一曲。糸は多くのミュージシャンがカバーしているほどの名曲ですが、すべてのカバー曲のなかでもトップクラスなのが、このBank Bandのカバーなんです。この歌を知っている年代も広いため、老若男女が集まる結婚式では定番となっています。

5. ケツメイシ「バラード」

その名前の通りバラードな曲調が特徴。そして、会えない女性に会いたいという気持ちが強く滲み出ている歌詞に注目です。ポップな曲調ではないため、盛り上げる場面で使える音楽ではありませんが、2人の思い出を振り返るビデオで使ってみると式場全体が感動につつまれますよ。

6. 西野カナ「トリセツ」

西野カナの曲は結婚式で定番のように使われていますが、その中でもトリセツは人気の高い曲です。出だしの部分である「この度はこんな私を選んでくれてどうもありがとう」というメッセージがとても印象的。

一緒に暮らしていると、一緒にいることが当たり前になりマンネリしてしまいます。曲の中ではそうならないように、ずっと永遠にラブラブな2人でいたいねというメッセージを感じることができます。

7. Mr Children「365日」

「365日の言葉を持たぬラブレター。とりとめなくただ君を書き連ねる」というサビの部分に愛を感じることができる歌。また歌詞もさることながら、曲もとても心揺さぶられます。結婚式で使われる定番の曲ですので、困ったら使ってみてはいかがでしょうか。

8. 嵐「Wish」

「街にあいのうた流れ始めたら、人々は寄り添い合う」から始まる嵐の「Wish」。花より団子のテーマ曲に使われたため、当時ドラマを見ていた人は甘酸っぱい気持ちを思い出すのではないでしょうか。

9. 嵐「愛を叫べ」

嵐の曲で比較的最近、定番曲になったのが「愛を叫べ」です。「このアイ、アイ、アイラブユーを」というサビの部分もそうですが、全体的に嵐らしい明るくてポップな曲になっています。結婚式では、盛り上げたい時に使うといいでしょう。もしくはゲストに何か催しをしてもらう時に、この歌に合わせて全員で踊るなんてこともできそうですね。

10. Bruno Mars「Marry you」

「俺はお前と結婚したいんだ」というストレートな歌詞が特徴の一曲。Bruno Marsはマイケルジャクソン2世として、今期待されているアーティストです。

もともとはプロデューサーをしていましたが、いつのまにか自分で歌を歌うようになり、それが大ヒット。日本にもファンは多いです。そのBruno Marsの曲でMarry youは、Just The Way You Areと同じくらい定番の曲となります。

11. Maroon 5「Sugar」

Maroon5といえば、誰もが知っている世界的なアーティストですが、彼らが結婚式向けに出している音楽があります。それが「Sugar」。音楽はもちろんいいのですが、そのPVも結婚式用に作りこまれています。

バンドメンバーがサプライズで様々な結婚式で演奏するというもの。これはなかなか見ていておもしろいですよ。PVのように本物がきてくれたら嬉しいですよね。

12. Bruno Mars「Just The Way You Are」

Bruno Marsの結婚式の定番曲「Just The Way You Are」。ありのままの姿を愛するという意味に、本物の愛を感じる一曲です。洋楽でとにかく困ったらこの曲を選ぶのがいいと思います。メロディーも暖かく、ポップで、そして心に響きます。老若男女の心に響くこと間違いありません。

13. EXILE「Ti Amo」

エグザイルが好きな人は、この曲を選ぶ人もいるかもしれません。バラードちっくなエグザイルの代表曲です。「キスをするたびに」というサビの歌詞が印象的ですよね。エグザイルのバラードも結婚式では定番曲として使用されています。

14. Taylor Swift「You belong with me」

世界的な歌姫になったテイラースイフト。彼女が好きな人に向けて歌った名曲「You belong with me」も結婚式の定番曲です。彼女の歌は、すべて実体験に基づいて書かれているので、共感する人が多くいます。この歌もそのひとつです。この曲は少しポップ調なので、盛り上げたいところで使ってみてもいいかもしれません。

いかがでしたか?

結婚式の音楽・・・考え出すと止まらない!というカップルも多いでしょう。

選曲をする際は、気になる曲はどんどんリストアップして、実際にその音楽を流しながら、使用したい場面をイメージしてみましょう。

結婚式全体として、『アットホームな雰囲気にしたい』『ゲストに食事や歓談をリラックスして楽しんでもらいたい』『元気で明るいイメージ』など、 テーマを決めると選曲もしやすいです。

さらに、場面によっては流れる部分がわずかということも多いので、サビの部分を使うのか、イントロ部分を使うのかなどの工夫もできます。例えば、乾杯やケーキ入刀は、出だしで盛り上がる曲だと明るい雰囲気になりますが、静かな曲だと暗くなってしまいます。

ゲストが楽しめる曲、そして新郎新婦二人の雰囲気に合った曲をバランス良く考えていきましょう。なかなか曲が決まらないという事も多いでしょう。しかし、ゲストは新郎新婦が思っている程音楽は気にしていないものです。

心地良くて忘れてしまうくらいでも良いと思います。悩んだときは、結婚式を熟知している会場の担当者など客観的な意見も参考に、妥協しすぎず楽しみながら当日をイメージして選曲していきましょう。

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